ナマケてみました
- ナマケモノ店主
- 2017年7月27日
- 読了時間: 2分
寝坊する。 梅雨の蒸し暑さがゆるみ、清々しい冷涼感の朝。 気がつけば8時30分。 うちには時計というものがかかっていないので、いつものようにスマホで確認するんだけど。
『寝坊』とか『遅刻』って、昔の自分だったらもう飛び起きて、歯磨きもそこそこに家を飛び出していくに違いない。
世の中の多くの人、とくに勤勉な日本人はそうすることだろう。 そもそもなぜそうなるのか? 考えたことがあるだろうか。 「そんなの当たり前じゃん!」 「遅刻していいわけないじゃん!」 「だって怒られるし・・・」 そんな風に考えている方はかなり重症です。
東京や大阪の大都会の駅の構内で焦った顔して走って電車に飛び乗ろうとしている人のことです。 通勤ラッシュの時間帯なら1分〜3分おきに電車がホームに遅延なく滑り込んでくるのにですよ。 私に言わせれば「すぐ来るじゃん」です。 話を戻して、「なぜそうなるのか?」 答えはカンタン! 子供の頃から「寝坊してはいけません」「遅刻してはいけません」を刷り込まれているから。 あなたの脳みそに「〜してはいけない」「〜すべきだ」が電気信号として埋め込まれてしまっているんです。 これはいわば【洗脳】と同じことです。 教育とはそもそもそういう意味合いも含んでいるわけです。 良しにつけ悪しきにつけね。 これをフランスの哲学者であり歴史学者であったミシェル・フーコーは「権力」と呼んでいます。 このことについてはもう少し議論も必要なので、つぎの機会にするとして・・・
寝坊した私は慌てて仕込みをすることを諦め、もう一つの大きな理由として梅雨の中休みでいい天気を楽しみたい!と思い、バイクで金沢へ行くことに。
まずはお醤油蔵が多く立ち並ぶ大野町へ。
大野弁吉という江戸時代のからくり人形や写真機など数々を製造した発明家が住んでいた土地でもあり、大野からくり記念館がある。
しかし、水曜日で多くが休み。
バイクで細い路地をあちこち走り回ってみると、こんな粋な看板が。



遠くても近くても旅にはいつも新しい発見がある。 その発見こそが人生をより豊かにしてくれるんでしょう。 そのためには「〜ねばならない」思考から離れる必要がありそうです。
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