




-
時計をはずそう! そして時間を忘れよう!
-
疲れたらやすもう! ひと目を気にせず昼寝をしよう!
-
夜は必要最低限の電気ですごそう! 満月より明るい光はお月様に失礼だ!
-
テレビを消そう! 自然の音に耳をかたむけよう!
-
においをかごう! 草花のかおり、料理のかおり、季節のかおり
-
光をみよう! お天道さまのひかり、お月様のひかり、そして照らしだされる世界
-
触れてみよう! 頬ずりしてみよう!肌で感じるからいいのだ!
-
味わってみよう! ゆっくりゆっくり噛み締めたらわかる!
-
ゆっくり走ろう!急いで行ったって到着はたいして変わらんもんだ!
-
1日は24時間でないことに気づこう! 時間を刻んでも意味はない!
-
時間は「朝、陽が昇る」と「夕方、陽が沈む」の2つしかない!
-
時間は自分のものだ!自分のやりたいことを最優先しよう!
-
そして余裕ができたなら、他人にやさしくできるはずだ。
ナマケモノ=SLOTHって、日本語でも英語でも侮蔑的な使われ方をします。
「のろま」「愚鈍」「サボる」「怠惰」「無精」・・・etc、つまり劣っているわけです。
そもそもナマケモノは中南米のジャングルの中に生息しています。
彼らは一生をほぼ同じ木で過ごします。
1日たった4gの を食べ、1週間に1回だけ排泄をしに樹の下に降りてきて、根元に排泄をします。
排泄物はまたその樹の栄養になり、ナマケモノと樹は共存関係にあります。
多くの動物はより速く移動し、よりたくさんの獲物を獲ったり、よりたくさんの子供を産んだり育てたりするために進化してきています。
でも、ナマケモノは「より少なく消費するために、より筋肉を少なくし、そのためにゆっくりと動くしかない」と考えられています。
「限りある資源を大切にして、環境を守って生きていこう!」などとおこがましく生き方を問うつもりはありません。
それよりも「オレがオレが・・・」的な生き方や「もっと、もっと・・・」というライフスタイルでなくても、幸福感は堪能できます。
『足るを知る』という禅の教えにも通じますね。
だから「ゆっくり」だろうが「のんびり」だろうが「のろま」だろうがけっして悪いイメージでとらえる必要はないのです。
を気にせず、自分の時間で生活したら本当に気持ちがラクになります。